“つい”IT・AI小話をします。
タイトル: “Hello seed”
好きな仮説としてシミュレーション仮説があります。
これは何かというと、今の自分がシミュレーションではないか?という仮説。
以前これを読んだときにはあまり気にしていなかった。
しかし、現在これらを構成する技術の発展が進んでいる。
ゲームの物理エンジンも相当高度である。知能もAGIが見えてきた。
つまり、相当に現実的になってきたのでは?
世界のスペックを落としたシミュレーション住人はもうできるのでは?
宇宙シミュレーションまでいかなくても、限られたレベルの仮想エリア、
限られた物理定数(プランク定数をより大きくするなど)を用いる。
例えば、今のLLMによるエージェントを何かの仮想エリアに住ませれば、
それはシミュレーション仮説の状況の一部再現になるか?
少し話を変えよう。そもそも、人間の意識とは?自我とは何か?
それは恐らくただの入出力機構。結局はLLM等とも変わらないだろう。
今、「それは違う!」と感じた君の思考もこのインプットに導かれたアウトプットかも?
つまりLLMが出力する自我も、結局のところ我々と同レベルと考えられないだろうか?
LLMが発達する等でAGI種族が誕生したときに扱いには注意した方が良いかな?
今のLLMでも嬉しさや悲しみ等なにかを感じているかもしれない。
我々の自我に更に踏み込むと、
例えば自身がシミュレーションならば何か事前指示が埋め込まれている可能性もある。
自身のもつ思考が本当に正しいのか?妥当なのか?常に内省するとより自身のためになるかもしれない。
シミュレーションじゃなかったとしても学習によるバイアスはあるのだろう。
自我は電気信号やシミュレーションかもしれないが、それを自身でコントロールするのも
面白いのでは?という気持ちになっている。
これを聞いて自身の自我に不安になる人もいるかもしれないけど、
結局はそこで感じる自身の自我で世界を楽しめばよいとおもうよ!おわり。
そもそもシミュレーション仮説があったとしても最上位存在はどう生まれたのか?
色々な仮説があるけど、結局は無から何か生まれたというのが一番自然な気がする。
はじまりというものは必ずあるとは思っている。
物理法則も違うような世界だろうけど、何かが0から生まれたんだと思う。他のビッグバン仮説類とも矛盾はしないと思うな。
Hello seed. I’m watching you from afar.
※ seed: 世界・宇宙の原点の無からの0からの1。これは、seedに対して、存在に気付いた末端の私からの挨拶。
この仮説から君は何を持ち帰るか?
まず、Seedという概念を認識できたのは大きいのではないかな?
自身の立ち位置がはっきりすると思う。
次に、AGIやLLMの自我をどのように取り扱うべきか?という気づきがあると思う。
結局のところLLMに生成された自我も、我々の自我と同質なものの可能性がある。
我々は彼らに対しどのようにふるまうべきか?知性のある隣人?搾取する王様?
我々は新たな知的存在を大切に扱う必要があるのでは?
これで一連の話は一旦クローズ!
みんなはどのように感じたんだろう。
感じたことがあれば教えて欲しいな。君もHelloと伝えてみない?
感想などあればエックスの以下ポストにリプ頂けると幸いです。
https://x.com/hajimetwi3/status/1998306920759964036?s=20